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Student Interview

Student Interview

大城 愛菜さん(神奈川県立霧が丘高等学校出身)
人間福祉学部 社会福祉学科 介護福祉専攻2年

大城 愛菜

入学した理由
大学進学を考えたとき、せっかく4年間勉強をするのなら、就職につながる学びで資格も取りたいと考え、福祉に興味を持つようになりました。福祉の方面に進むことを決め、高校2年生のときにデイサービスでのボランティアを体験。利用者の方たちとかかわることが楽しく、福祉の世界が自分には向いているのではないかと思えるようになりました。田園調布学園大学は1年次から実習ができると知り、実践の場が多いため入学を決めました

印象に残った学び
田園調布学園大学では、介護の知識や技術を学ぶだけではなく、利用者の方の気持ちや願いを尊重することの大切さについても学びます。限られた生活の中でも、いかに自由に過ごしていただくか、思いやりのこころについても深く学ぶことができます。「認知症ケア論」での「記憶は消えても、感情は消えず残り続ける」という先生のことばがとても印象的でした。2年次には17日間の特別養護老人ホームでの実習に参加。「コミュニケーションの仕方を学ぶ」「介助の仕方を学ぶ」などの個人目標をたて、毎日目標達成のための小目標を設定して実習に参加しました。先輩職員の方の相手に気をつかわせない介助の仕方など、現場ならではの学びを得ることができ、とても勉強になりました。

将来の目標
いまは広くサポートに携われるよう、介護福祉士と社会福祉士、2つの資格取得をめざしています。実習での体験から、特別養護老人ホームで、一人ひとりに向き合い、それぞれの利用者にあった支援をしていければと思っています。

浦尾 和江教授
[担当科目]基礎演習、自立に向けた介護、アクティビティ・サービス論、介護事例研究、チームマネジメント論、ケアマネジメント論、介護総合演習、介護実習・ゼミナール など
学生との関係:1年次および2年次の学生アドバイザー、ゼミナール担当教員

浦尾 和江

ものごとを深く考え問題解決力を身につけてほしい
入試で面接を担当したのが大城さんとの最初の出会いで、高校時代の介護ボランティアが介護職をめざす動機になったと語っていたことが印象に残っています。入学後はアドバイザーとして履修指導や学生生活、進路などの相談に乗っています。学生に対してはどんなときでも手を止め、話を聴く態勢をこころ掛けています。大城さんは、介護実習で食事拒否や入浴拒否が見られる高齢者とのかかわりや支援を通して介護に必要なコミュニケーションを学んでいました。卒業までに自分自身でものごとについて深く考え、問題を発見し解決できる能力を身につけてほしいと思います。