学科便り(社会福祉学科 4月)
気持ちも新たに〜「社会福祉学科」の再出発!
「人間福祉学科」として、2002年から8年間、学生を育て卒業生を送り出してきましたが、今年度から「社会福祉学科」と名称が変わりました。大学全体の改組にあわせて名称を変えたのです。
けれども、「変わったのは名称だけか?」というと、そうではありません。これを機会により一層の充実したカリキュラムを整え、今まで以上に専門分野を身につけた社会福祉士、ソーシャルワーカーを育てたいと内容に手を加えました。
社会福祉学科が社会福祉専攻、介護福祉専攻に分かれているのは今までどおりです。介護福祉専攻については大きな変化はありませんが、社会福祉専攻については、3年生から3つのコースを用意しました。「児童・高齢者支援コース」、「公務員・福祉マネジメントコース」、「医療・精神保健福祉コース」で、それぞれに魅力的なカリキュラムが用意されています。す。社会福祉士としての資格を取るだけではなく、「得意分野をもった社会福祉士」になってほしいとの願いからです。学生たちは3年生でゼミナール選択とともにコースを選択することになります。
詳しくは学科の説明を読んでくださいね。
4月、新入生とともに、桜満開の東山荘でのフレッシュマンキャンプに行ってきました。社会福祉学科の集まりでは、各コースの先生方にそれぞれの専門分野の魅力やどのような仕事につながっていくのか、お話いただきましたが、学生たちはとても熱心に耳を傾けていました。
大学の授業を魅力的なものにし、魅力的な学科にしていくのは教員の力だけでは無理で、学生との共同作業です。意欲的な学生たちの存在が教員の大きなエネルギーになります。新入生たちの輝く顔を見ながら、この学生たちと「新しい魅力ある社会福祉学科を創っていこう!」と思いを新たにしたことでした。
幸いなことに、人間福祉学科の先輩たちがとても良い歴史を刻んで行ってくれています。今年の3月、「大学生活は楽しかった!」「ゼミ仲間と別れるのは淋しいよ!」と別れを惜しみながら、卒業していった私のゼミナールの学生たち。新しい道に踏み出して1ヶ月足らず。どうしているかな、と気になっていたのですが、ひとりの卒業生から近況を聞きました。
彼女は知的障害者の施設に就職、今はまだ80人もいる利用者の名前や一人ひとりの支援方法を覚えるのに大変!と言っていました。夜勤などの長時間勤務もあって体力的にも大変なようです。でも、利用者の方が早速彼女の名前や誕生日を覚えて、呼びかけてくれたのが嬉しかったし、一人ひとりのこだわりや個性を知るのは楽しい。毎日発見があり、笑いの種がある。車椅子でトイレ介助の必要な方が、誰に介助してほしいか聞かれて、彼女を選んでくれたときはとても嬉しかった!・・と、大変さの中にも日々、対人支援の喜びは感じているようでした。
「早くいいケアができるようになりたい!」と焦る彼女に「一歩一歩でいいのよ。」と言ったのですが、頑張っている彼女の姿に、とても嬉しく思ったことでした。
社会福祉学科 社会福祉専攻 荒木 乳根子
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