
プロサッカーチーム川崎フロンターレのホームゲーム開催時に設置される「田園調布学園大学川崎フロンターレ託児室」は子ども家庭福祉学科の演習授業の一環です。サッカー観戦中のサポーターの子ども(1歳半から就学前までの幼児)を1年生が一時保育しています。学生は入学後まもなく託児室の様子をビデオで理解してから、フロンターレ職員による「川崎フロンターレ」の説明を受け、フロンターレがサッカーを通して地域で果たしている役割を理解します。また、託児室が果たす地域子育て支援の役割も学びます。託児に備えて乳幼児の発達や遊びの特徴、安全への配慮なども事前に学んでおきます。託児当日は、学生グループ(7,8人)が準備、保育、後片付けのすべてを教員や専任保育士の指導を受けながら実践します。泣く子をあやしたり、一緒に絵本をみたり、ゲームをしたり、サッカーをしたりと室内は活気に溢れます。泣き止んで笑顔で遊んだ楽しいひとときも保護者が迎えに来ると終わり、学生たちは親のもとに飛んで帰る子どもの姿をさびしく見送るといいます。5時間余の経験ですが、子どもの特性を理解でき、子どもにかかわる仕事をしたい思いが強まるともいっています。託児を終えた事後指導では、学生相互に保育の工夫を語り合い、仲間同士、共に学びあうよい機会となっています。託児室の演習を終わった学生の9割が「また行きたい」「子どもとかかわる楽しさを再確認した」と好評です。