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在学生の声

在校生 MESSAGE

矢野 勇樹 さん 出身大学:青山学院大学
人間学研究科 子ども人間学専攻 修士課程2年

牧野 ユリアン

違和感に向き合い、本質を捉え直す研究がもたらす充実の日々

大学を卒業後、子どもの遊びの現場で5年働きました。その中で様々な発見や疑問が生まれ、改めて「遊ぶ」ということを捉え直したいと思い、以前から著書を拝読していた佐伯胖先生がおられるこの大学院を選びました。
ゼミ生は私を含めて3名と少人数制で、先生との距離も近いのが魅力です。授業では常に意見交換が活発に行われていますが、年齢もフィールドも異なる他のゼミ生からのコメントは、自分にない観点でいつも新鮮ですね。忘れられないのが、先生から「論文は格闘技」「敵を探しなさい」と言われたことです。インパクトのある言葉に驚きましたが、何だかとても腑に落ちました。授業で先生や他のゼミ生と議論を重ねるうちに、少しずつ“敵”が明確になってきた気がしています。漠然と抱えていた違和感の正体や、訴えたいことが見えてきて、今「中動態として“遊ぶ”を捉える」をテーマに、本来の「遊び」のあるべ き姿について研究しています。
現在、週に4日、遊び場で働きながら大学院に通っています。家庭に小さな子どももいるので慌ただしい日々ですが、妻も応援してくれています。
職場での実践が研究に、研究が実践に結び付くので、非常に充実していますね。研究で新しい概念やものの見方にたどり着いた後に現場に行くと、今まで見えなかった景色が見えるんです。子どもたちが遊ぶ様子1つとっても、以前とは捉え方がまるで違うので、例えるなら解像度の高いいいカメラで撮った写真のように、物事がよりクリアに見えるような感覚があります。それがまた研究のモチベーションになり、相互にいい影響を及ぼしています。
ている「学びのドーナッツ論」を知り、先生の下で学びたいと就職ではなく進学することを決めました。

鈴木 那津美 さん 出身大学:田園調布学園大学
人間学研究科 心理学専攻 修士課程2年

宮森 孝史

幅広い分野をしっかり学んで、「人に寄り添える心理師」になりたい

短大の幼児教育科で心理学の授業を受けて興味を持ったことをきっかけに、田園調布学園大学の心理福祉学科に編入し3年間学びました。その頃から子ども分野で心理学を活かした仕事に就きたいと思うようになり、公認心理師の資格を取るため大学院に進むことに決めました。
授業では理論を踏まえた上で事例が挙げられ、「この場合はどんな考え方ができるか」といった意見を求められるので、頭は常にフル回転。理論を知っていることが大前提なので、大学で学んだことの復習も欠かせません。プレゼンをする機会も多く、そのための調査や資料作成に奮闘しています。心理師は職に就いてからプレゼンが必要な場面が多々あるので、慣れない作業で大変なこともありますが、将来必ず役に立つと思うと頑張れますね。
心理学専攻は私たちが一期生です。少人数制なので気兼ねなく意見を言え、先生にも直接質問できるので、日々の授業はとても贅沢で充実した時間です。同期とは年齢もバックグラウンドも違いますが、いつも意見交換したり励まし合っています。フォローしてもらうことも多く心強い存在です。
今後は実習も始まり、実際に患者様に心理検査をする機会も与えられます。現場で邪魔になってしまわないよう、しっかり準備していかなれければと今から気を引き締めています。一般的な公認心理師の実習では保健医療分野(病院)に比重を置くことが多いらしいのですが、この大学院は福祉や教育分野への実習もあるのが魅力です。また自分は子ども分野に進むことを考えているので、様々な年代の方と接する経験を積める貴重な機会でもあります。1回1回を大切にしたいですね。
将来は児童養護施設や児童相談所の心理師として、臨床現場で働きたいと思っています。子どもに関わる分野と言えば一般的に「教育」がイメージされますが、実際は、疾病なら保健医療、虐待なら福祉、親との関係なら司法や産業と、多岐に渡ります。また子ども本人だけでなく、家族など周囲の人も含めた包括的な支援が必要です。私が目指すのは「人に寄り添える心理師」。決して簡単なことではありませんが、少しでも近づけるよう、幅広い分野についてしっかり学んでいきたいと思います。