人間福祉学部人 間 福 祉 学 部 |
社会福祉学科 | 社会福祉専攻 ( 募集人員 80名 ) |
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介護福祉専攻 ( 募集人員 30名 ) |
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共生社会学科 ( 募集人員 50名 ) |
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子ども教育学部*子 ど も 教 育 学 部 |
子ども教育学科* ( 募集人員 80名 ) |
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人間科学部人 間 科 学 部 |
心理学科 ( 募集人員 60名 ) |
*2025年4月開設
時代と地域のニーズに応えたスペシャリストの養成をめざして
本学は、地域に根ざし、顔の見える大学として、地域社会との連携を重視し、共に発展していくことを使命としています。この神奈川県には、「ともに生きる社会かながわ憲章」という共生社会実現に向けた素晴らしい考えがあります。この言葉が示すように、誰もが地域社会の一員として尊重され、支え合いながら安心して暮らせる社会の実現は、私たち福祉に携わる者にとっての揺るぎない目標です。
現代社会は、少子高齢化や多様化するライフスタイル、複雑化する社会課題など、様々な変化に直面しての課題があります。このような状況において、福祉の役割はますます重要性を増しており、従来の枠組みを超えた新たな視点と実践が求められています。
本学部では、このような社会のニーズに応えるべく、地域社会との深い連携を通じて、学生たちが実践的な学びを深めることができる教育環境を提供しています。地域の福祉施設や団体との協働、ボランティア活動などを積極的に展開し、学生たちが机上の理論だけでなく、現場で生きる知識や技術、そして何よりも人としての温かさを育むことを重視しています。
人間福祉学部は、単に福祉、教育などの資格を取得することだけが目的ではありません。地域社会の一員として、人々の幸せを願い、共に生きる喜びを分かち合うことのできる、真の担い手を育成することが役割と考えています。
地域社会との連携をさらに深め、高い専門知識と技術、倫理観をもった未来を担う人材育成に邁進してまいります。
2025年4月より、「子ども教育学部・子ども教育学科」が新たに設置されました。
これまでの子ども教育学部・子ども教育学科では、子ども一人ひとりを深く理解し、その成長と発達を支える保育士・幼稚園教諭等の育成を目指して、教育活動を展開してまいりました。
子ども教育学部・子ども教育学科では、これまでの理念を大切に継承しつつ、子どもの成長と発達をより長期的な視点で捉え、「子どもの真の幸せ」の実現を目指します。地域社会に根ざし、実践力を備えた教育・保育の専門職を育成するため、従来の保育士・幼稚園教諭(一種)の養成課程に加え、新たに小学校教諭(一種)の養成課程を設置しました。
現代の子どもたちを取り巻く環境は、ますます複雑化・多様化しています。このような変化の時代において、「子どもたちが未来に夢をもち、力強く生きていく力を育む」ためには、変えてはならない本質を見極める力と、専門的な視点から未来の社会にふさわしい教育・保育環境を構想する力が求められます。
本学部・学科では、4年制大学としての特色あるカリキュラムを編成し、子どもの人権に対する鋭敏な感性を育むとともに、さまざまな個性や多様な背景をもつ子どもや家庭が直面する課題に真摯に向き合い、解決に向けて働きかける「実践力」を養成します。
カリキュラムには、「体験」による学びを重視し、子どもと直接にかかわる多彩な教育・保育体験プログラムを設けるとともに、社会的ニーズの高い分野に対応した本学部・学科独自の「子ども教育研究」科目群(アート表現、健康スポーツ、多文化共生、地域・行政連携、保護者支援・相談、教育・保育とメディアコース)を配置しています。
子どもたちの未来、そして自分自身の未来を切り拓く「子ども」分野の専門職を目指しましょう。
人間科学部心理学科は令和とともにスタートした、本学で最も新しい学部学科になります。これまで本学では、社会福祉分野や保育・幼児教育分野等の専門職を養成してきました。平成27年に公認心理師法が成立し、心理職としての国家資格が誕生したことから、専門職養成を行ってきた本学として、公認心理師を養成することは一つの使命であると考え、新しい学部学科を創設しました。
また、本学の目的は、共生社会の実現であり、共生社会実現に貢献する人材の養成です。 共生社会とは、高齢者や障がい者であろうと、また、外国人や性的マイノリティであろうと差別なく共に生きていく社会であるということです。しかし、現実社会においては、差別や偏見が存在し、さらには、ストレス社会と言われる中、メンタルヘルスの不調を訴える人も多くいます。差別や偏見をなくすための取り組みには、心理学の知見が役に立つでしょうし、メンタルヘルスの不調を訴える人への心理支援は、公認心理師の役割でもあります。心理学科では、共生社会実現に向けて、心理学や生涯教育の知識や技術を活用できる人材の養成が目的となります。
さて、みなさんにとって、心理学のイメージとはどのようなものでしょうか。心理学は幅の広い学問です。人間の心理に興味をもって探求していく。大学4年間、わくわくするような心理学の学びができたらと思います。
また、公認心理師を志望しない人も、卒業後の進路に心理学は、必ず役に立つと思います。