本学では福祉・保育・心理のフィールドで活躍できる人材を育む、確かな座学とともに豊かな実践の場を用意。
地域貢献活動や実際の現場での実習、学んだスキルを使ったボランティア活動などがあります。
※新型コロナ禍前の活動の様子です。
スポーツ観戦を通した子育て支援
プロサッカークラブ・川崎フロンターレのホームゲーム開催時に等々力陸上競技場内に設置される託児室は、サッカー観戦中のサポーターの子どもを学生が保育士とともに一時保育するもの。対象は1歳6か月以上の未就学児で、子育てしながらサッカー観戦も楽しみたいという保護者に非常に好評で、子育て支援として地域に貢献する役割も担っています。
「子どもがつくる町 ミニたまゆり」は田園調布学園大学が中心となって、住民と力を合わせて、地域の子どもたちのために開催する「仮想の町をつくるイベント」です。子どもたち自身が町づくりや職業体験を通して、社会の仕組みを学ぶことがねらいです。「子ども会議」を経て、町には市役所・銀行などの公共施設、工場や飲食店、娯楽施設などさまざまなお店(仕事)がそろい、子どもたちは職場で働き、支払われたお給料で買い物や食事、ゲームを楽しむことができます。人間福祉学部の1年生全員が参加し、イベントをまとめ上げます。
子どもと家族を支える地域のモデル園
川崎市初の幼保連携型認定こども園のモデル園として、2010年4月に開園しました。「小学校就学前の子どもに対する教育ならびに保育を一体的に行い、乳幼児の育ちにとって望ましい環境を整え、心身の発達を支えるとともに、保護者に対する子育ての支援を行うこと」を目的とした施設です。大学と緊密に連携を図り、常によりよい教育・保育のあり方を研究し、実践していくことが掲げられており、子ども未来学科と教育・研究の交流を充実させています。