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共生社会学科

2026.07.18

共生社会+One(プラス1)-4 相互輔生とは


梅津八三先生の著作集

〇人とのかかわり合う時には、つまづきやとまどいが少なからず伴います。特に障害のある人とのかかわり合いではなおさらです。
 そのような状況を心理学者の梅津八三先生は、「相互障害状況」と言いました。
 この「相互障害状況」が、やり取りの出発点です。相手の発する信号を受け取り、また、自分からも発信するといやりとりを積み重ねることにより、次第に「相互輔生状況」になっていきます。
そのことを 梅津八三先生は、目と耳が不自由な盲ろう者を初めとして、様々な障害のある人とのやり取りの中で明らかにしてきました。「相互輔生状況」では、やり取りをする両者が、互いに輔け合い、共に学び成長をしていきます。教師と児童生徒が「教える、教えられる」関係だけでなく、時には、「教えられる、教える」関係になることもあります。

  • ProGrassと 視線の軌跡
〇新井は、30年以上、この梅津八三先生の理論ついて実践を通して学び続けています。
セミでは、梅津先生が、1974年に書かれた「重度・重複障害者の教育のあり方」(特殊教育4号 2―5頁)
を取り上げて輪読しています。A4用紙の裏表1枚の論文です。論文としては短いですが、一語一語に含まれる意味が深いので、読み終えるためには前期一杯かかります。読むたびに私にも新たな発見や学びがあります。
 後期の重複障害者教育指導法という講義では、梅津先生のお弟子さんの中澤恵江先生の論文を読んでいます。事例が中心になっているので、より具体的に学ぶことができます。
 みなさんも大学で、一緒に学びませんか。

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