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社会福祉学科 社会福祉専攻

田中 勝 TANAKA MASARU 教授

私は学生時代、皆さんと同じく社会福祉を学びました。卒業後は、福祉現場と福祉政策をつなぐ通訳の役割を志し、地方自治体の事務職として30余年従事してきました。この間、福祉施策の企画立案、これに伴う予算や人員の確保、国への提案要望、議会対応など様々な業務に携わりました。こうした経験を経て改めて思うことは、福祉を良くするも悪しくするも福祉人材 つまり様々な施策を利用者一人ひとりに届ける福祉従事者が、何を基軸に判断し、そして行動するのかが重要であるということです。このことを一緒に考えてみませんか。

主な担当科目

公的扶助論 福祉サービスの組織と経営 ソーシャルワーク演習 ソーシャルワーク実習指導

研究テーマ

・ソーシャルワーク実習を円滑に進めるための実習生-実習指導担当者-実習指導教員の連携に関する研究
・生活保護実施過程における現業員(ケースワーカー)の「裁量」に影響を与える諸要因に関する研究

著書・論文

・著書:「Q34東京都の養育家庭制度について教えてください。」庄司順一編『Q&A里親養育を知るための基礎知識』2005.8 明石書店 P122~127
・論文:「実習生-実習指導担当者-実習指導教員をつなぐ補助ツールの可能性に関する考察」2024.3 愛知淑徳大学論集福祉貢献学部篇第14号 P12~30
・論文:「生活保護実施過程における社会福祉的活動についての一考察」1989.3 明治学院大学大学院修士論文
・学会発表:「社会的養護の役割に求められる里親制度の現実のズレを改善するための研究―東京都における養育家庭制度の試みから―」2005.10 第53回日本社会福祉学会口頭報告

学位・資格・職歴

学位:明治学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程前期課程修了 社会学修士
資格:社会福祉士 精神保健福祉士
職歴:横浜市(生活保護ケースワーカー)、東京都(社会的養護・子ども家庭、障害児・者及び生活困窮者等に係る施策立案・事業執行のほか、児童養護施設、精神保健福祉センター及び障害児入所施設等での管理運営に従事)。その後、愛知淑徳大学非常勤講師、教授を経て現職

社会活動

学会:日本社会福祉学会 日本社会福祉教育学会
社会活動:東京都社会福祉協議会 生活福祉資金貸付審査等運営委員会 委員(2015.7~2017.7)/東京都社会福祉協議会 受験生チャレンジ支援貸付事業等に関する貸付審査等運営委員会 委員(2015.7~2017.7)/東京都社会福祉協議会 自立生活スタート支援事業等運営審査会 委員(2015.7~2017.7)/やまて福祉会 住居喪失不安定就労者・離職者等サポート(介護職支援コース)特別貸付事業に関する貸付事業貸付審査等運営委員会 委員(2015.7~2017.7)/東京都福祉保健財団 生活サポート特別貸付アフターフォロー事業運営委員会 委員(2015.7~2017.7)/生活サポート基金 多重債務者生活再生事業運営委員会 委員(2015.7~2017.7)/東京都社会福祉協議会 社会貢献事業検討委員会 広域連携事業検討小委員会 委員(2015.10~2016.2)/東京都社会福祉協議会 東京都地域公益活動推進協議会 広域連携事業推進委員会 オブザーバー(2016.9~2017.7)/東京都心身障害者福祉センター 身体障害者手帳交付等事務システム要件定義支援委託技術審査委員会 特別委員(2024.3~2024.7)