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2026.03.13

学生のSDGsへの挑戦 ― ペットボトルキャップ回収活動に込めた思い


 田園調布学園大学では、学生一人ひとりが主体的に社会課題に向き合い、SDGsの達成に貢献する活動を行っています。
 今回は、学生会執行部として「学内ペットボトルキャップ収集活動」に取り組む、人間福祉学部 共生社会学科2年の白井凛花さんと、人間科学部 心理学科1年の辻汐里さんにお話を伺いました。

学内のキャップを集め、外部団体へ寄付する活動
 学生会執行部が取り組む「ペットボトルキャップ収集活動」は、学内の各所に専用のゴミ箱を設置し、学生や教職員から集まったキャップを洗浄・乾燥させたうえで外部団体へ寄付するというものです。
 キャップはリサイクルを通じて新たな資源として活用され、環境負荷の軽減に繋がります。大学全体で協力しながら継続することで、小さな取り組みでも大きな成果を生み出す活動です。

活動開始のきっかけは「学生会執行部としての責任」
 この取り組みは、学生会執行部に新しく加入した学生たちが、役割や仕事を理解し、主体的に部署を運営していくことを目的に、上位学年の学生たちがとくにSDGs活動の実施に焦点をあてて声掛けを行うことで、始まったものです。

「SDGsは想像以上に大変」――活動の裏にある苦労と気づき
 このような経験を通して、「環境を良くするために必要な活動」を実行することの難しさと重要性を深く理解したとお二人は話します。

 白井さん「私たちは、普段ゴミ捨て場に当たり前のようにゴミ捨てをその裏側にはどれだけの苦労があることを一部ではあるが今回SDGS活動を通し感じることができました。」

 辻さん「それまでSDGsの活動といえば「ゴミの分別」「食品ロスを減らす」など、身近で取り組みやすいものが中心でした。しかし今回の活動では、ゴミ箱の種類の選定・設置場所の決定、寄付先の団体の調査・電話やメールでの外部とのやり取り、教職員への連絡・報告と、多岐にわたる業務を経験しました。SDGsの活動の裏では、これだけ多くの準備と連携が必要だと身をもって知りました。簡単ではないからこそ、続けている団体の方々の努力は本当にすごいと感じます。」

SDGsへの取り組みが意識と意欲を変えるきっかけに
 活動を通して得られた一番の学びは、「SDGsの取り組みには責任と重みがある」という実感だったそうです。
 
 白井さん「私が一番の学びだと感じたのは、自分の未熟さです。私は学科の違いで他のメンバーと授業内容が異なることが多く前期は私の時間に合わせてもらうなどがありました。そこで自身の未熟さと総括としてどうあるべきなのかについて考えるきっかけとなり学びへとなりました。」

 辻さん「活動前は、SDGsってもっと簡単だと思っていました。でも実際に総括として半年間取り組んでみて、その大変さを痛感しました。」

 その経験が、SDGsに対する意識を大きく変え、活動への意欲をさらに高める結果となりました。

「継続することの大切さ」を実感した学生が生み出す、大学の新しい力
 二人は、自分たちが担った半年間の役割だけでも大変さを感じた一方で、長期的に活動を続けている団体や環境保全に関わる人々への敬意が深まったと話します。

 白井さん「今までも一人では何もできないと考えていたが、今回の活動を通し改めて人は一人では何もできないと感じられました。私の状況を鑑み、時間の調整を行ってくれたみんながいなければ継続することはできなかったと思います。メンバーには感謝しきれない程感謝しています。」

 辻さん「自分にはできないと思うほど、継続している人たちはすごい。だからこそ、これからの社会を守るためにSDGsを理解し、行動することの大切さを学びました。」

 こうした気づきと経験は、学内だけでなく将来にも活きる「確かな成長」につながっています。

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